大阪府玩具・人形問屋協同組合連合会

2017/02/27

子供の日記念事業
 当連合会の「こどもの日記念事業」は、前身母体である大阪府玩具問屋商業協同組合の設立当初より企画され、永年にわたり継続されてきた歴史がある。当連合会が平成10年に編纂した「五十年のあゆみ」にその詳細が記載されている。
(以下、大阪府玩具・人形問屋協同組合連合会「五十年のあゆみ」より抜粋・一部編集部により加筆)

(昭和23年)6月5日に(大阪府玩具問屋商業協同)組合(=当時)の創立総会が終わり、いよいよ事業計画にのっとり、活動が開始されるわけであるが、その矢先の7月24日発表の「国民の祝日」で、端午の節句の5月5日が「こどもの日」と制定された。これを受けて、8月28日に創立された日本玩具及人形連盟(山田徳兵衛理事長)が中心になり、翌24年の5月5日の「こどもの日」を一般の国民に認識させるためのPR運動が起こった。また、販売が禁止されていた花火の販売が許可され、東京・両国の川開きが復活し、業界に活気がでてきたのであった。
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 「こどもの日」の制定は玩具業界に刺激を与え、以後この日を中心に全国でおもちゃの祭典が繰りひろげられることになった。当大阪府玩具問屋商業協同組合として、対外的なPRを兼ねて、大阪府や大阪市の福祉施設におもちゃや人形を寄贈することになったのも、「こどもの日」の制定が契機となった。そして「こどもの日」の行事は延々と今日までなお続いているのである。【写真:「子供の日」の記念行事に出発する組合員(昭和28年5月 旧組合事務所前)】




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